「どこで療養したいか」という思いは、患者やそのご家族によって様々です。
緩和ケアチームは、院内の地域医療連携室や医療相談室と連携して、
患者やご家族の希望に少しでも添えるように、
地域の様々な機関(ホスピス、お近くの病院、往診可能なクリニック、訪問看護ステーション等)と
連携を図り、
サポートいたします。
病院での緩和ケア
患者やご家族がホスピスでの療養を希望される場合、
近隣のホスピスに関する情報を提供し、見学、面談から入院に至るまでの流れをサポートいたします。
また、自宅の近くの病院での療養を希望される場合、主治医の先生の意向に沿って、
1) 転院先病院の緩和ケア関連スタッフとの連絡、
2) それまで受けられた緩和ケアの経過と治療内容のサマリー作成を行い、
「切れ目のない緩和ケア」が実現できるように調整を行います。
自宅での緩和ケア
できる限り住み慣れた自宅で過ごしたいという患者の皆様には、
往診可能な医療機関、訪問看護、訪問介護等自宅で利用できる可能性のある
各種サービスについて情報を提供いたします。
また、必要に応じてそれらの機関と連絡調整を行い、患者の皆様の在宅療養をサポートいたします。